ギターコンテスト入賞者2/GUITARの東大

2010年Guitar Magazine Championship Vol.5 にて、Guitarの東大生3名が優秀賞を受賞!
この度Guitarの東大でスペシャル・インタビューを敢行いたしました!

●山下さん、草深さんによるギターセッション動画

インタビュー前に折角ということで、お二人にセッションしていただきました。


山下知彦さん(写真左):
会社員。Guitarの東大歴は3年5カ月(担当インストラクター:佐々木)。今回の使用機材はギブソンES-335→友人から借りたというPOD(LINE6)→Cubase(Steinberg)で録音。


草深貴紀さん(写真右):
会社員。Guitarの東大歴は2年10カ月(担当インストラクター:佐々木、上野)。今回の使用機材は、ギブソンレスポール→Pocket POD(LINE6)→BR-600(BOSS)で録音

Guitarの東大
Special Interview

●おめでとうございます!まずは率直にご感想を聞かせてください。PIC_0044.JPG
草深:嬉しいですね。1回目取った時(草深さんは2年前のコンテストで審査員特別賞を受賞)はまぐれかなーって思った節もあったんですが、2回取れたって事は、まぁ自分のギターは悪くないのかな、と(笑)。
山下:僕は信じられないですね。1次を目標にしていたので、まさか最終まで進めるとは。
1次を通った時の嬉しさったらなかったですね。
●僕が電話でうっかり教えちゃったんですよね。本屋で見つけるあの感動を味わって欲しかったんですが…。
草深:2次通過の時は僕が山下さんにメールで教えちゃいました(笑)
山下:そう!で、次の日二人で飲みに行きました(笑)
●では今回の応募作品について教えてください。
山下:今まで2回落ちちゃった時の作品は、何度も録っているうちに心が折れてしまって…。それで結局出しちゃってたんですけど、今回は一応納得のいくものが録れたかなと。はじめはアドリブ一発で録ってやろうと思ったんですが、なかなかそうもいかず、何度も弾いているうちに弾くことが固まってきた、という感じですね。



PIC_0021.JPG●アドリブと言っても、テーマやソロという構成はきちんとありましたよね。
山下:そうですね。全体として、ブルージーな雰囲気を残すように工夫しましたね。
●草深さんはいかがですか?
草深:今回は「自分の売り」はなんだろうなということをあらためて考えました。そんなに難しいこともできないし…。自分はリズムギターが
好きなので、リズムギターを全面的にフィーチャーしようと考えました。ソロも真ん中だけにして、それ以外は70年代風のバッキングというイメージです。右チャンネルはカッティング、左チャンネルはミュートをきかせた単音リフ、という感じで。
●草深さんは2次通過時の審査員コメントでも取り上げられていましたよね。
:あれは嬉しかったですね。「スティーリーダン風」って書かれたのにはちょっとびっくりしましたが(笑)
山下:いやーカッコよかったですよ。



●今回苦労したことはなんですか?DSC08247.JPG
草深:とにかく「好きなことを弾こう」と。好きなことしか弾けないですし。なのであまり深く考えないでパッと録ってしまったんです。ただミックスが苦労しましたね。僕はちゃんとしたモニタースピーカーやヘッドフォンを持ってなかったので、あっちのスピーカー、こっちのカーステと色々再生してみるんですが、全部違ったバランスで聞こえてしまう。そのバランスを取るのが大変でした。
●出すのは締め切りギリギリになったりしたんでしょうか?
草深:ギリギリでしたね。とにかくミックスが終らなくて。で、いざ完成して出す間際に、一音開放弦ノイズが入っていることに気が付いてしまったんです。…まぁそのまま出しちゃったんですが(笑)
山下:僕は過去2回は締め切り日の前日は徹夜だったんです。今回は徹夜にはならなかったのでまだマシだったのかな。Cubaseは録音回数が出るんですけど、後で見たら300回以上は録り直してましたね。



DSC08244.JPG●やはり並の苦労ではないですね。それだけに気に入った作品が録れたということでしょうか。
草深:そうですね。まぁ僕は自分の作品は好きだと言えますね。
山下:実は今回はじめて優勝作品を聞きました。今まで「ギターやめたくなっちゃうんじゃないか」って怖くて。今回はそれなりに納得できた作品が録れたから聞こうと。
草深:今回録音は割とスッと終わったんですよね。過去2回がめちゃくちゃ考えて出したってのがあって、今回はもう考えるのイヤだなと(笑)好きな事しようと。結果的に自分のいいクセがでるし。
山下:自分の好きな事を曲にアジャストできるってのは凄いですよね。
草深:普通のローコードとか、なんか弾くの恥ずかしいなとか一時期は
あったんです。でも最近はそれはそれの良さがあるなって、すごく思うようになったんです。
●それは一通り出来るようになったからこそ言える事なのかもしれませんね。では来年チャレンジするギターの東大生へメッセージを是非。
草深:とにかく出した方がいいと思います。自分と向き合うことになりますから。「どうしてもできない」「これが弾きたい」とか。
山下:「どうしてもできない」というか、「思ったよりできてないなぁ」って(笑)録ってみるとホントによく分かりますね。
草深:学びに来ている訳だから、出すべきだと思いますね。今があるのは、確実に習ったからであって、前の自分に比べてはるかに上手くなっていますから。
山下:出すといろいろ考えさせられますよね。何も考えずに弾いているときは、いいときもあるかもしれないけど、「録音して出す」となると、組み立てとか、普段のセッションとは違ったポイントを求められる訳ですから。最終的に自分が「いいと」と思えればいいと思います。たとえ賞を取れなくても。まぁなかなか自分で「いい」と思えるようにはならないんですが。



PIC_0010.JPG●なるほど。お二人は更に今後どんな練習を積んだり、何を目指したいと思いますか?
草深:コンテストに関して言えば、もちろん優勝を目指したいと思います。自分の得意なこと、好きなことをもっと上手く表現していけるようになりたいですね。
山下:僕も優勝を狙って頑張ります。引き続きリズムなどの基礎レベルをもっと上げて、より上手くコントロールできるように…。「思ったより弾ける」ようになりたいですね。後は色々な音楽を聴いて感受性を高めたいと思います。
草深:自分の好きな事、自分のスタイルをあらためて発見できたというのは、色々なスキルを教えてもらったこそそう思えたことであって、これは本当に感謝しています。
山下:自分で聞いて、いいなと思うようになりたいですね。これからも色々教えていただいて(笑)プロとセッションできる訳ですから。こんなにいい事はないですよ。



PIC_0014.JPG●ありがとうございます。では現在の音楽活動について教えてください。
草深:女性VocalがいるJazz Standardのバンドをやっています。来週もライブがあります。
山下:草加市にあるソウル・バーで定期的にジャムセッションのホストをしています。結構盛り上がるんですよ。
●最後になりますが、なぜ二人はギターを続けているのか、教えてください。
草深:うーんそうですね…。気持ちがいいからじゃないですか?(笑)
山下:その通りですね。気持ちがいいからです(笑)
●今日は本当にありがとうございました。
2010年11月21日

Guitar Magazine Championship Vol.4

GUITARの東大から3名の受講生が受賞 詳しく見るLinkIcon